トップページ > gentenが出来るまで
しっくりと手になじむ質感。上質で高級感ある風合い。
ハンドメイドならではの独特な表情はどのように
創作されているのか。一つひとつを丁寧に仕上げる
職人の技と工程をご覧ください。
gentenで使用している革はすべて植物性タンニンなめし。ミモザの樹皮やケブラチョ・チェストナットなどから抽出した液につけこんで「皮」を丈夫で腐りにくい「革」にかえます。
タンニンなめしの歴史は古く、古代エジプトで、すでに行われていた手法です。その工程は15以上にも分かれ、原皮から1枚の革に仕上がるまで30〜50日を要します。
現在主流になっている、塩基性硫酸クロームを用いたクロームなめしより、20日以上もの日数がかかる、大変手の込んだ方法であり、重金属を含まない為、自然にやさしいと言えます。
タンニンなめしの革は渋い色の茶褐色をしており、収縮性が少ない為、耐久性に優れ、なによりもその自然な風合いが使い込むほどに増してくるのが特徴と言えます。
原皮を洗浄・脱毛し、なめし液が染み込みやすくする。
タンニン液に漬け込み熟成させます。タンニン中に
含まれるポリフェノール化合物がコラーゲン(タン パク質)中のアミノ酸と結合することにより皮は なめされます。
延伸、乾燥させ、形を整え仕上げます。